現在の我が家には15年以上住んでいますが、同じ頃から住み始めた近所の方々のなかでは、鍵を差し込んでも回らなくて修理屋を呼んだ、といったエピソードを時々聞くようになりました。もちろん耐久性は使用頻度や鍵の扱い方にもよると思います。我が家の場合、家族の中でも使い方が荒く、スゴイ勢いで抜き差ししたり、ガチャガチャ回したり… そんな状況でもまだスムーズに回ります。
もしかすると定期的なメンテナンスが功を奏しているのかも知れませんので、私の定期的なメンテナンス方を紹介します。
メンテナンス手順
我が家の鍵はMIWAの刻印があるディンプルキーと呼ばれるもので鍵に丸い凹みがいくつかあるタイプのものです。その場合、次の手順でメンテナンスしています。他の鍵メーカーの場合は、スプレーが異なったりする場合がありますので、ご注意ください。
まず、ダストブロアーで鍵穴に詰まっているであろう砂ゴミを吹き飛ばします。ジメジメした日よりも、乾燥した晴れた日の方が良いと思います。鍵が開いている状態でダストブロアーのチューブの先を鍵穴に軽く差し込んで、2、3秒吹きます。いちおう可燃性のガスのため、ガスが抜けるのを数分待ってから鍵を閉めた状態にして同じく2、3秒吹きます。
我が家で使用しているのはこちらのタイプで、もちろん鍵の清掃以外にもいろいろ役に立っています。

次に鍵穴専用の潤滑剤を吹き付けます。吹きつける時間は、製品に書かれているとおり0.5秒です。吹き付けすぎるのは逆効果になります。吹き付けてみると分かりますが、細かい粉末のようなものが噴射されます。この商品ではなく油状のものを使ってしまうと、ゴミと一緒に固着してしまうので、絶対に避けてください。専用のものを使うことを強くお奨めします。

あとは実際の鍵を差し込んで開け閉めを5回ぐらい繰り返して、メンテナンスは終了です。
頻度は?
我が家では6ヶ月に1回この清掃作業を行っています。
いまのところトラブルなしです。
注意点
念のため、事前に鍵に付いてきた説明書を確認した方が良いと思います。上記の手順はMIWAの鍵に適用できるもので、使用している潤滑剤も「MIWAの鍵に使えます」としっかり書かれているものになります。
なおこの手順は独自のものですので、これによって生じた不具合などは、自己責任でお願いいたします。
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