QUADERNOは、ノートテンプレートを登録したり、ノートのバックアップを取るために、パソコンと接続する必要があります。しかし、2020年秋に発売された(Intelチップではない)M1 Macで使えるのかどうかの情報がなかったので調べてみました。
接続方法
まず、Macと繋ぐ場合にどのような方法があるか確認してみます。説明書によると次の3つの方法があるようです。
- USB接続
- Wi-Fi接続
- Bluetooth接続
ただし、最初にMacとQUADERNOをペアリングする必要があり、ペアリングにはUSBで接続する必要があります。QUADERNO側はmicroUSBコネクタで、付属しているケーブルはUSB-A〜microUSBです。一方、M1 Mac(2020)はUSB-Cなので、付属しているケーブルでは接続できません。別途USB-C〜microUSBケーブル等が必要となりますので、ご注意ください。私は次のケーブルを買いました。

一度ペアリングしてしまえば、Wi-FiやBluetoothでも接続できます。私は、Wi-Fiでの接続を使っていますが、バッテリー消費が増えてQUADERNOの充電間隔が短くなってしまったので、QUADERNO側で必要なタイミングだけWi-Fiをオンにして使うようにしています。
Bluetoothの方が消費電力が少ないのですが、私の環境ですと最初のペアリングはできるものの、QUADERNO 活用ガイド通りの手順を行っても、それ以降接続できませんでした。
Big Sur対応状況
Mac用アプリ「Digital Paper PC App」について少し前の富士通サイトにはBig Surについては触れられていなかったのですが、2021年6月1日現在は次の記載がありますので、Big SurでもOKです。私のところでも問題なく動いています。
Windows 10版、macOS版があります。対象OSは次のとおりです。
https://www.fmworld.net/digital-paper/support/download/
Windows 10 HomeまたはWindows 10 Pro (Windows 8.1以前は非対応)
macOS 11(Big Sur)、macOS 10.15(Catalina)、macOS 10.14(Mojave)、macOS 10.13(High Sierra)
M1 Mac対応状況
結論を言うと、私のところのMacBook Air (M1, 2020)で、「Digital Paper PC App」は問題なく動いています。ちなみに私はMac OSを英語設定で使っているので、画面キャプチャは英語になっています。ご了承ください。

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